2014年5月4日日曜日

VOLTRIC ZF-Ⅱの塩梅(その1 スペック編)

 
2014年3月よりVOLTRIC-ZFⅡを使い始め2ヶ月程度経過したので、その使用感を掲載します。 まずはスペックですが下記の通りとなります。

[ラケット/カラー] VOLTRIC Z-FORCEⅡ / ブラック
[重量/グリップ]  4U(約83g) / 4G
[ガット/Lbs]        YONEX BG66 ULTIMAX / 25Lbs

[出典:YONEX Webサイトより]
ZF-Ⅱを使う前はVOLTRIC-80を使用していましたので、NR系やARC系など他シリーズから移行する場合とは使用感が異なります。
また比較は今まで使っていたVT-80がベースとなりますし、年齢や筋力の違いにも当然影響されますので、あくまでも参考程度と考えて下さい。


【カラー】
カラーはマットブラックにメタリックブルーの幾何学模様です。
この模様や文字は細いラインで描かれているため、全然目立たないため遠目からはブラック単色にしか見えません。
今までYONEXが販売してきたラケットはカラフルな色使いが多かったので非常にシンプルなデザインです。
※このラケットを知らない人に見せて「YONEXから次期発売されるラケットのプロトタイプやで~」って云ったら信じてました。(勿論、ウソですよ(^o^)と説明しました 笑)

高校生の頃初めて買ったラケットで「BLACKEN」というのがあったのですが、それを彷彿させます。 ※「BLACKEN」はブラッキーと読みます(^O^)

【重量】
まずは重さですがVT-80と比較して僅かですがヘッドヘビーと感じました。
僅かな重みですがスイング時にどれほどの影響が出たのかは「その2」にて後述します。

【硬さ】
シャフトはYONEXラケット史上極細のシャフトとなっています。
「extra slim shaft」となりVT-ZFやVT-80の「ultra slim shaft」より更に細くなってるみたいです。
このシャフトもVT-80と比較して少々硬めのセッティングとなってます。

フレームの硬さは直接感じることができませんが、シャフトを介した間接的な感覚はいくばか硬くなっている気がします。
このフレームも余分な膨らみをそぎ落としてシェイプアップされています。

【打ち応え】
これはガットの種別や張力により大きくその感触は左右されると思います。
私の場合アルティマックスを25Lbsで張っていますので、パッツンパッツンで弾き返されるような感触は無いです。
このガットは柔らか系なのでネットやカットなど打った感触は柔らかな手応えを感じます。
力のある人にはコシの弱さに少々不満が出るかもしれません。 そんな場合はBG-65Pなど硬めのガットがいいかも知れませんね。

【グロメット】
従来のラケットに比べ連続グロメットが増えました。
この連続グロメットがけっこうイイ感じなんです(^_^)v  今回からの新機能なんですが、ホールとホールの間に「-型」の突起が設けられています。
僅かな突起なんですが、これがガット張り替えの時イイ塩梅でガットをズラしてくれます。

メイン用とクロス用のホールが独立している箇所がフレーム上部にありますが、このエリアのガット張り進めていくと、どうしても先に張ったメインガットがクロス用ホールの上に被さってしまい、クロスガットが通しにくくなります。
しかし、今回採用された「-型」突起のおかげでホールを塞いでしまうのを回避しています。
これはイイ!!(既にパテントは取っているやろね)

(その2 インプレッション編へ続く)



0 件のコメント:

コメントを投稿