2011年11月21日月曜日

楽しかった異文化交流

お久しぶりです。 長い間グ~タラしており、ホント申し訳ない限りですm(_ _)m

10月の下旬、遠くマレーシアから来日中の青年が当くらぶへ訪れてくれました。
彼は某企業の技術研修等で9~11月の3ヶ月間だけの滞在だと話していました。
そして昨日が日本での最後の練習となりました。 彼は11/26に日本を発ち母国へ帰るそうです。
たった5回だけの練習でしたが大変満足してくれたみたいに感じます。

最終日の昨日は練習後他のメンバー達と共に体育館近くのコメダ珈琲で異文化交流を行い楽しいひとときを過ごしました。
帰路の途中「日本が大好きです。帰りたくないです・・・。」とポツリと呟いたことが印象的でした。

2011年8月6日土曜日

「考えるバドミントン」について考えてみた(その5)

今回は循環型試行回路の最終イベント「(5)修正」についてです。

これまで(1)目標→(2)意識→(3)実行→(4)結果 と進んできました。
「(5)修正」では「(4)結果」を評価して、それを修正します。
尚、ここで云う修正とは「小さな補正」と考えて下さい。 小さな補正に該当しないような「大きな補正」は最初のイベントとである「目標」に 戻って、新たな循環型試行回路として扱って下さい。

修正を行う箇所を判断するためには①ゲームに於いて自身で検証する。 ②対戦者またはコーチに意見を求める。 ③撮影したビデオを客観的に見る。 などが主な手法となります。
自分自身の打つ姿は自分で見ることができないので、できることなら②や③を主体にして下さい。

前回まで練習を進めてきたA君に再び登場してもらい話を進めていきます。
(その4)のブログ内で次のように書きました。
「・・・無意識に近い状態で半身になりテイクバックをとることもできるように感じられたら、・・・」
これはA君自身が自己評価で「出来ている」と感じている表現です。

対戦者に意見を求めると「以前より半身とテイクバックはとれているが、テイクバックからのバックスイングが浅い」と指摘されました。
フォームの前半部分は改善されているようですが、ラケットを振り出す(バックスイング→フォワードスイング)部分の修正が必要となったわけです。
今回のイベントでは「テイクバックからのバックスイング」に意識を集中させて、その箇所の修正を行います。

その後A君は何日も練習を重ね、対戦者から見れば「次はクリアーなのかスマッシュなのか・・・??またカットなのか・・・」と悩ませるようなフェイントの効いたフォームになった事と思います。
しかし、それで満足せずに更に洗練させていく事も必要ですし、また新たな目標を掲げそれに向けて練習を重ねることも大事です。

ブログの中では簡単に結果を出せたように扱っていますが、実際には長期間に渡る努力と根気が必要です。 特に「フォーム改善」などは長年積み重ねてきた「癖」が障壁となり、思うように結果が出ませんから面白くなくなり、ついつい元のフォームへと戻ってしまいます。
特に中高年の方は「ゲームの勝敗」に注力される場面が多々見受けられます。
一時的に「自身の目標」を忘れても構いませんが、基礎打ち等では意識して取り組んでみて下さい。
また、ひとつの課題を克服したことに満足せず更なる課題を見つけてどんどん挑んでみて下さい。
1年後、2年後と年を重ねる毎に変化している自分に気づくことと思います。

2011年7月14日木曜日

YONEXの新ラケットが発売されるらしいです

ここ最近YONEXサイトも全然チェックしておらず新商品の情報も全く判らなかったのですが、昨日知人から「ボルトリック60という新ラケが発売される」と教えてもらい、バドショップを見て回るとそれ以外にもこれから秋にかけて新ラケが数種類発売されるみたいですねぇ・・・。

多分バド愛好者の皆さんは既にご存じかと思いますが、知り得た限りでお伝えしますね。

【NANOSPEED9900LT】
【ナノスピード9900LT】
カラー:グリーン、パープルの2種
価格:\26,250-
備考:世界選手権2011大会記念モデル
        その他仕様は標準のNS9900と同じ
発売時期:7月下旬(予約受付中)






【VOLTRIC60】
【ボルトリック60】
カラー:シャインブルー
価格:\19,950-
対象プレーヤー:M中級・初級、L中級
発売時期:8月中旬予定(予約受付中)




【ナノレイ700RP】
【ナノレイ700FX】
カラー:シャインオレンジ
価格\22,050-
対象プレーヤー:?(未掲載) RPとFXの2モデルとなるので、多分デフェンシブモデルとオフェンシブモデルと想定される
発売時期:9月中旬予定(予約受付中)
備考:NS7000の後継モデルらしい

【ボルトリック80 新色】
噂ではボルトリック80の新色が出るらしいです。 色は赤色系らしいのですが、具体的なことはわかりません・・・。 イメージ的には現ラケットの白色部分が赤に変わるのかな?と考えています。
赤もAT700(初期)のようなダーク系メタリックレッドが落ち着いた感じがして似合いそうですね。

今後のYONEXの商品展開を予想すると、AT系は現行品が最後のような気がします。
これからはVT系に移行していくのかもしれませんね。
また、NS系もNR(ナノレイ)シリーズに変わっていくみたいに思えます。

もうひとつ気づいたことは新ラケが発売される時は「7」の数字から登場するのがお決まりみたいですね。
皆さんご存じでした? もしかして気づいてないのは私だけ??
今まで各シリーズとも「7」を基準にして上位版、下位版を製作してきたみたいですし、今後もそのスタンスなんでしょうね。

2011年7月13日水曜日

キャリア間SMSが開通したんですね

本日(7/13)、キャリア間のSMSが開通したんですね~!! サービス開始のアナウンスは1ヶ月程前からされてたみたいですが、まったく知らなかったです・・・。
このサービスはdocomo・au・ソフトバンク(SBM)・イーモバ・沖縄セルラーの5社で送受信出来るらしいです。
以前からこのサービスを望んでいたので嬉しい限りですが、1通当たりの送信料が高いですね!
一番安価なのがイーモバの2.10円/通で、その他は3.15円/通とのこと。 ただし、課金は送信側だけで受信側は無料です。
また、SMSは「通話区分」となるためMMSのパケット割引は摘要されません。
つまり、「無料通話付契約」等をして、無料通話分の範囲でSMSを送っても課金されませんが、それを超過すると課金されます。 逆な言い方をすれば「無料通話付契約」をしていなければダイレクトに課金されてしまいますので注意が必要です。

Eメールとの違いをまとめると下記のような感じですかね
【MMS(Eメール)】
(1)文字数の制限無し(絵文字送信可 ※異キャリア間で文字化けの可能性有)
(2)文字数によってパケット通信費が変動(1パケ=128byte=全角64文字)
(3)送信・受信共に課金
(4)相手メールアドレスへ送信(アドレスが判らないと送信不可)
(5)写真などの添付ファイル同送が可能

【SMS(Cメール)】
(1)文字数は全角で最大70文字(絵文字送信可 ※異キャリア間で文字化けの可能性有)
(2)70文字以内であれば、文字数に関わらず同一料金
(3)送信側のみ課金
(4)相手の携帯番号宛へ送信(Eメールアドレスは不要)
(5)文字のみの送信(絵文字は可能)

SBMの場合、同一キャリア同士ならSMSは無料となっています。他のキャリアも同じサービスを行っていて、且つ同じキャリア宛にメールを送るならSMSの方がお得になります。
IphoneやAndroidを利用している方は必ずパケットし放題プランに加入させられますので、どのキャリアにEメールを送っても課金は発生しません。 つまりSMSで送る機会は少ないかも知れませんね。
サービスの選択肢が増えたので、お得にうまく使い分けていきたいものですね。

2011年7月10日日曜日

中心視と周辺視そして俯瞰視(4)

俯瞰(ふかん)とは「高い所からから見下ろす」とか「全体を上空から見渡す」と云った意味を指します。同意語として「鳥瞰(ちょうかん)」とも呼ばれます。
よって俯瞰視とは「高い視点から全体を見渡すこと」だと考えて下さい。 決して「上から目線で相手を見下す」ことではありません。あしからず・・・。
ところで「高い所から見渡すなんて鳥でもなければムリなんじゃ??・・・」と疑問に思いますよね? その通りで、身長10m以上もある巨人でないと物理的にムリなお話しです。

先に結果から申しますと「頭の中で創り出したイメージを仮想視する」ことになります。
前回までの中心視や周辺視はリアルビュー(現実視)でしたが、俯瞰視はバーチャルビュー(仮想視)となります。
当然、自分の創り出したイメージなので「様々な角度、高さ、目線」で見る(想像する)ことが可能です。
しかし、相手の行動(挙動)が現実離れしたようなイメージを想像しても、何の意味もありません。
この状況に至るまでの過程を推察し、より現実的な相手の次の行動(挙動)を推し量らなければなりません。

俯瞰視を行う場合にどのようなことに注意を払い、どのような見方(イメージの造形)を行えば、効果的でしょうか? 下記にその着目点とそのイメージ造形を列挙します。
(A-1)の着目点では(B-1)のイメージ、(A-2)着目点では(B-2)のイメージ・・・となります。

【A.着目点】
(A-1)対戦者から見た目線で自分がどのように映っているのか?
(A-2)それを元に対戦者はどこを警戒するか?
(A-3)自陣ペアの配置と対戦者の警戒が一番甘いところは?
(A-4)意図した場所へ打った後、どこへ移動すべきか?
【B.イメージ造形】
(B-1)自分自身が対戦者になったつもりで、対戦者目線をイメージ
(B-2)同上
(B-3)自陣コート後方の上部観覧席から俯瞰しているイメージ
(B-4)対戦者目線イメージ、上部観覧席からの俯瞰イメージ、コート真上からの俯瞰イメージ等

ここで記載した着目点、イメージ造形は一例です。必要であれば更にイメージを増やしても構いませんし、違った目線からのイメージ構成にしても結構です。
尚、想像するイメージは全て一瞬の断片的なものであり、短時間のうちに「イメージ造形→判断→実行」となりますので、あまり多くを望まず必要最低限と考えて下さい。

次回はサンプル例を挙げて、着目点とイメージ造形の在り方をみてきたいと思います。

2011年7月6日水曜日

中心視と周辺視そして俯瞰視(3)

前回、周辺視とはどのようなものかを説明しましたが、今回は周辺視を使った情報収集について解説します。

周辺視で見えてくるモノに「配置」「挙動」「色」などが挙げられます。
逆に見えないモノは「表情」「目の動き」「ラケットの種類」など細かい事柄はわかりません。 詳細を知りたい場合は中心視で見るしかないのです。

尚、中心視だけで見るとか周辺視だけでぼんやり見つめるといった、単体だけの見方をするのではなくできるだけ両方を使うことです。 但し、状況によっては単体での見え方になる場合も存在しますが、ここで云う「周辺視で見る」とは「中心視+周辺視」と考えて下さい。

それでは実際にどのような使い方(見方)をするのか説明します。
2:2でお互いドライブを打ち合っている場面をイメージしてみて下さい。
ドライブではいつもボディめがけて打ち出されるとは限りません。 時には二人のセンターを狙ってきたり、サイドライン寄りに打ってきたりと様々です。
その時、相手から打ち放たれたシャトルを注視すると思いますが、その先には相手の姿がぼんやり視野の中に映っているはずです。 つまり中心視でシャトルを追いつつ同時に周辺視で相手の今の状況を見るのです。

初めはうまく情報が得られないかも知れませんが、慣れてくると相手のラケットの位置や一歩だけの動きも判るようになります。
その状況に合わせて返球する方向を変えたり、予定していたショットを変更すれば相手が予想していたものと異なるため、ノータッチを取れたり、出遅れたりと、自サイドに有利な展開へと繋がっていきます。
ドライブの場合は飛んでくるシャトルと相手コートがほぼ同一視線上にあるため、比較的容易に見ることができるはずなので、練習の手始めには良いかと思えます。

続いて、ハイクリアーやドリブンクリアーなど高めに揚げられたシャトルの場合です。
高い位置からシャトルが落ちてきますので当然、顔をあげて眼も上を向いています。
視野の隅々まで探しても相手の姿は見当たりません・・・。
このような時にはすばやく落下点下に入り、素早く相手コートを見ます。 つまり一度シャトルから眼を離すのです。
注意すべきことは相手コートを見るのはほんの一瞬だけです。 いつまでも見ているとシャトルを打つタイミングを逃してしまい、空振りやミスショットへと直結します。

瞬間的に見ますので、全体がぼけた状態で映る時もあれば、たまたま相手ペアのひとりにピントが合い、それ以外はピンボケで映る事もありますが、どのような見え方をしても構いません。
大事なことは瞬間視をするという行為なのです。
この瞬間視で得られる情報は下記のようなものです。
(1)ペア相互の位置関係(誰がどちらにいて、お互いの左右距離や前後関係)
(2)大まかな構え方(ラケットの位置やフォアまたはバックで構えているのか)

これだけ判れば「どこに何を打つべきか」判断できることと思いますので、どのタイミングで瞬間視すればよいか何度も練習して習得して下さい。
尚、ゲーム中どうしても中心視&周辺視が使えないような厳しい状況になることがしばしばあります。
そのような状態に追い込まれたらどうすれば・・・。
そんな時は次回お話しする俯瞰視(ふかんし)を利用します。

2011年6月24日金曜日

voltric80その後の使用感

前回は購入後1ヶ月目程度でのインプレッションを書きましたが、使用回数も少なくあまりアテにはならなかった事と感じます。
今回は購入から約3ヶ月経過し、張り替えたガットも3本目になりますのでもう少し詳しい感想をお伝えできるかと思います。

ラケット本体スペック
VOLTRIC80(4U-G5) ※グリップサイズはアンダーラップ等によりG4より太くしてある
使用ストリング BG66マキシマ (1)23LBS > (2)23LBS > (3)24LB ※全て1本張り

まずラケット全体の作りですが使用していて感じたことは塗装の質が変わったのか、剥がれやカケの耐性が高まっています。
ダブルスをしているとセンター等に飛んできたシャトルの処理に対してペア相互が反応してしまい、ラケットの接触がよく起こります。 何度も接触を起こすと塗装がハゲハゲになってしまい、使用年月と共に購入時の美しさは見る影も無くブチ模様へと変貌していきます。

しかしVOLTRIC80は他のラケットとは違いました!(・・・と言っても私が過去に所有していたラケットと比較してですが)
既に3回程接触を起こし、その度にペアにバレないよう指でフレームを触診しているのですが剥がれやカケが今のところ皆無なんです!(嬉!) ホント嬉しい限りです。
前に使っていたNS9000Xだと既に「3カケ」になっているような接触だったのでありがたいです。

旧愛器の悪口を言う気はありませんが、NS9000Xはホント皮膚の弱かった子です・・・
今でも忘れられないのは9000X(初号器)を買った当日に接触させてしまい、フレームトップ部に大きなカケを作ってしまいました。

続いてウェイトバランスですが、私的には非常によく出来た配分だと感じています。
マトリックス表をご覧になった方はおわかりだと思いますが、トップヘビーなラケットです。しかし、トップヘビーを感じさせません。
従来のトップヘビーラケットと違う点はウェイトの配分方法を変えた為だと考えます。
今までの配分は主にフレームトップ側のみにウェイトをおいてましたが、(時計文字盤でいうと11時~1時近辺)VT系はT型ジョイントにもウェイトをおきました。(10時~11時、1時~2時、6時の3箇所分配)
その為AT900PやTA900Tより軽く感じられます。
またウェイト配分変更による「しなり」への影響を考慮してか、シャフトを細く、長くしています。
その分グリップ長は短くされたみたいですが・・・。

最後に私的所見になりますが、私のように「トップライト&ハードシャフト」系ラケットから移行される方は使い始めの時フレームの上方(クロスガットの上から5~6本目辺り)でヒットするかと思います。
シャフトのしなり具合の違いなので2ヶ月もすれば慣れてくるはずです。
また逆に「トップライトorイーブン&ソフトシャフト」系ラケット(例えばARC系)からの移行だと、フレーム下方附近(クロスガットの下から6~7本目)でヒットするかもしれません。
どちらにしても特性の違ったラケットへ移行するわけですから、ズレて当然です。
焦らず、どの辺りでヒットしているか意識しながら、タイミングのズレを細かく修正していけば割と早い時期でスイートスポットでヒットできるようになります。

個人的にはもう少し重さが欲しいかなと感じます。 当時お店には4Uしか在庫が無かったので、それにしましたが二号器を購入する時は3U-G4にするつもりです。

中心視と周辺視そして俯瞰視(2)

前回、中心視について記載しましたが要するに、「普段のモノの見方」ということになります。 で、今回はその2回目「周辺視」についてです。

周辺視とは「全視界のうち中心視で見える範囲を除いた視界」を指します。
前回、10m離れた対象物を見た時の中心視範囲は直径約42.6cm。 13.4m離れた物をを見た場合は直径約58.5cmが中心視範囲と書きましたよね。
この中心視の外周部分が周辺視範囲となります。  つまりピンボケ範囲のことです。

(写真-1) 全体にピントが合っている




左の写真を見て下さい。
同じ風景を被写界深度を変えて撮ったものです。
(写真-1)は全体にピントが合っているため、グラスの形状や時計の針、花びらの形がはっきり判別できると思います。

(写真-2)は手前のグラスのみピントが合っていてそれ以外はぼやけた風景です。
「中心視」と「周辺視」をイメージするとこのような見え方となります。
『(写真-1)(写真-2) http://deziiti.comより出典』

(写真-2) 手前のグラスのみピントが合っている
「こんなボケた見え方の何が大事なの??」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、これが結構大切な情報源なんです。

なんとな~くグラスの配置、個数、色が判りますよね~
グラスの背面には花かごも見えます。
花の色も判別できますし、グラス配列の奥には置き時計らしきものもなんとなく判りますよね。
この「なんとなく判る」程度で十分なのです。

メジャーなアスリート選手はこの周辺視を最大限利用してプレイしています。
バドミントンも同じで周辺視を活用することでより多くの情報源が得られゲームに有利となります。
ではどのような情報が得られるのでしょうか? 周辺視で見えてくるものは「配置」「挙動」「色」などです。

2011年6月21日火曜日

中心視と周辺視そして俯瞰視(1)

今回は「中心視」と「周辺視」そして「俯瞰視」について何度かに分けて考察してみます。
人間の視野角は両目で測定した場合、水平角約200度(左100度+右100度)、垂直角約125度(上約60度+下約65~70度)あるそうです。
これは正面にある対象物を瞳を動かさずに見た場合の視野になります。

さて、まずは「中心視」からです。
普段の日常生活で何気なく「モノを見る」行為は中心視を使っています。
この中心視で見た場合ピントが合っているため視力が最も良く、色の識別力や形状の認識力も高くなります。 あるサイトに中心視の記述があったので、読ませて頂くと中心視で見ることのできる範囲は狭く網膜から約2.5度程度の画角しかないそうです。
バドミントンコート内で中心視を使ってモノを見た場合どのような感じで見えるのでしょうか?
約10m離れた相手を見た場合、直径約42.6cm。
自陣コートバックバウンダリーラインから相手コートバックバウンダリーラインまでを見た場合、直径約58.5cmが中心視により見える範囲となります。

でも実際に見てみるとそんなに狭く感じません。
先のサイトではこう書かれていました。「生理学的中心視:2.5度、心理学的中心視:25度」
つまり実際には中心視でピントの合っている範囲は2.5度の画角なのですが、脳みそは25度の画角でピントが合っているかのように錯覚しているようです。
25度の画角だと「10m先=直径4.434m、13.4m先=直径5.941m」となります。
確かに広い範囲でピントが合っているような気がします。

自分自身と見る対象物の距離が不変であれば25度画角でも問題ありませんが、バドミントンの場合だと相手コートから打ち出されたシャトルは自陣コートに向かって飛んできます。
つまり自分とシャトルの距離は縮まり、眼はシャトルにピントを合わせながら注視しますので、中心視画角は狭くなっていきます。
シャトル以外の廻りの景色は時間と共にピンぼけを増していく格好になるわけです。

冒頭でも記述した通り、普段の生活で「見ている見方」ですからどなたでも意識することなく「見ること」ができますが、更に情報量を増やすために次回記述する「周辺視」の役割がとても大切だと感じます。

2011年6月16日木曜日

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その5)

タイトルにある題目を書き始めて5回目になる。
改めてタイトルを見直してみると「なんて、おこがましく自己チュ~的なタイトルだろう・・・」と反省してしまう・・・。 まるでテレビCMに出てくる「アナタのタメだから!!」と云っているかのようだ。
しかし、今更タイトル変更はできない。批判を受けようとも最後まで貫く覚悟だ。

前回までクラウド及びグループウェアの概要を書いてきたが、これらのサービスは「インターネットに接続できる環境」があって成り立っている。 つまり、パソコンなどの接続機器と接続回線がなければ使い物にならない。
この「接続できる環境」もここ数年で大きく様変わりしてきている。

一昔前なら自宅でADSL回線の敷設を行い接続されたPCのみでネット接続をしていたが、それが光回線に変わり、家庭内には無線LANが導入されて複数台のPCが接続可能になった。
そして3年半程前にIphoneが日本で発売されると瞬く間に拡がり、Androidフォンも台頭してくると接続環境にも大きな変化が訪れる。
もう、ネット接続は家庭内からだけではないのだ。 街中へ出てみると様々なところで無線LANを利用したアクセススポットが点在している。 そのサービスエリア内に入れば簡単にネット接続でき、エリア外では3G回線(通話回線)での接続となる。 つまり電波さえあれば「どこでもネット」なのである。

これからの将来「どこでもネット」は更に拡大されていく。 閲覧者は今までのように自宅や社内など場所に囚われることなく、見たい時に見たい場所で閲覧可能となる。
こちらから何らかの情報提供さえしていれば、閲覧者の眼に留まる確率がグンと増える。

先日、勤務地異動で甲賀市に引っ越してきた20代のバド愛好者が「甲賀市内のバドクラブをネット検索してみたのですが、情報量が少なく困惑しました・・・」と漏らしていた。
今の若い人達と40代以降のオジサン達とでは情報の収集手段に大きな差があるのだ。
特に他府県からの異動等でやってきた人達にとっては廻りに知り合いもいないのだから、当然の如く情報収集手段はネットに依存する場面が多いと想定される。
私が同じ環境に置かれても、まずはネットでの収集から入ることに違いない。

その為にはやはりサイト運営やブログでの情報発信は必要な手段だとつくづく感じるが、手間のかかる運営だと少しの更新でも億劫になり長続きしない。
そこであれこれ試してみて「これなら!」と思えたのがgoogleappsなのである。

2011年6月13日月曜日

14thバド大会を振り返って・・・

今回の試合は嬉しかったことや悲しかったことなど波乱の多い大会でした。

まずは悲しかったこと・・・
参加総数が61名と少なかったことです。昨年の参加数が何名だったか覚えていませんが、今回は過去最低数のような気がします。
例年だと女子ダブルスもC級・D級のエントリーがあるのですが今回はA・B級の2クラスだけでした。
どたバドくらぶでも通年、男女合わせて8~10名程度エントリーするのですが今回は5名だけ・・・。
20代・30代など若い世代の新しい顔ぶれも増えてきているのですが、それと入れ替わるように古い顔ぶれが少なくなってきています。
今後も「バドミントンの楽しさ」を伝え、普及していくことに努めなければと改めて感じました。

そして一番悲しかったことは怪我人や故障者が続出したことです。
脚つりの軽傷者からアキレス腱断裂の重傷者まで顕在化した負傷者数は3名もいました。
大会後日以降に発覚する潜在的負傷者がいてるかもしれず数日は心配です。
負傷者の多くはシングルス出場者で、やはり脚への負担が相当あります。 シングルス3試合後、ダブルス4試合した私も最後はヘロヘロになってしまいました。(もっと筋力UPせねば・・・)

続いて嬉しかったことです。
前述の参加数で記載しましたが、新しい顔ぶれがちらほら見受けられたことです。
特に若い世代が参加してくれることは大変ありがたく思います。 今後もバドミントンを永く続けてくれることに期待しています。

そして若い世代の実力が向上していることに興奮を覚えました。
一年前まではそこそこの実力だったのに・・・今回はグン!っと向上しているのを感じました。
日々の練習で努力しているのがうかがい知れる場面が何度もあり「アレ?? いつもとちゃうやん!」と何度もショックを受けてしまいました。
陰陽師は試合に負けると更にテンションが上がるタイプなので、良い意味で練習の糧になります。
次回対戦する時には勝てるようにがんばりますので、私と対戦した人達は更に努力を惜しまないよう日々しょ~じんしてくださいね(笑)

第14回甲賀市バドミントン大会 試合結果!

昨日(H23.6.12)、県体予選を兼ねた甲賀市バドミントン大会が開催されました。
試合種目はシングルス(M・L)とダブルス(M-A級~C級)、(L-A級~B級)の7種目で行われ、それぞれに上位を目指してしのぎを削りました。 試合結果は次の通りです。
みなさん本当にお疲れさまでした!

■試合結果■
女子シングルス
優  勝 吉川 智恵美(ラスティック甲南)
準優勝 安田 知世(信楽クラブ)
第三位 安田 愛(信楽クラブ)

女子ダブルス A級
優  勝 尾上 真紀/吉川 智恵美(ラスティック甲南)
準優勝 藤原 恵子/鵜飼 羅夢(ラスティック甲南)
第三位 澤 淳子/中川 直子(信楽クラブ)

女子ダブルスB級
優  勝 鵜飼 ゆかり/倉谷 みさき(ラスティック甲南)
準優勝 松本あや/西田 千嘉子(ラスティック甲南)
第三位 藤井 京子/鍵谷 千恵(貴生川クラブ/どたバドくらぶ)
第三位 大谷 明/井上 麻理子(甲賀クラブ)

男子シングルス
優  勝 前野 智哉(水口クラブ)
準優勝 今井 祥順(どたバドくらぶ)
第三位 バンバン・トリジャトモコ(水口クラブ)

男子ダブルス A級
優  勝 甲斐 透/前野 智哉(水口クラブ)
準優勝 植西 寛/奥田 知之(信楽クラブ)
第三位 中村 幸雄/仁賀 孝二(水口クラブ)

男子ダブルス B級
優  勝 松本 秀人/三橋 明(ラスティック甲南)
準優勝 秋山 知也/今井 祥順(どたバドくらぶ)
第三位 バンバン/ディアン(水口クラブ)

男子ダブルス C級
優  勝 澁谷 隆/泉 隆也(どたバドくらぶ)
準優勝 寺田 幸司/上杉 剛(甲賀クラブ)
第三位 上杉 広盛/大野 史博(甲賀クラブ)
第三位 村上 多津美/玉木 和良(甲賀クラブ)

大会後記「14thバド大会を振り返って」も併せてご覧下さい。
また試合結果はどたバドサイトにも掲載しております。 (http://www.dotabad.net

2011年6月6日月曜日

湖南市バドミントン大会に行ってきました

昨日(6/5日曜日)、湖南市バドミントン大会に参加してきました。
本来ならば市内在住者のみの大会なのですが、毎年参加者が少なく事実上のオープン大会となっています。 昨日の参加者は男子Wで約24チーム 女子Wで10チーム程度でした。
私は湖南市の方とB級で出場して8試合行い、なんとか3位入賞までたどり着けました。

試合前日の土曜日は早朝から滋賀県北東部にある鈴北岳、御池岳に澁ヤンと登山に行き、その日の夜にはバド練習をやったのでさすがに少し筋肉疲労を起こしていました。
「明日の試合では、筋肉痛に泣かされるんちゃうやろか・・・。」と、滅多に心配したことのない我が身に不安を覚え、膝、足首にバンテリンを塗りたくり、ひらめ筋にはサロンパスをぺたぺた貼って労ってやりました。(^o^)

練習終了後ガットの摩耗具合が気になってチェックしてみたら、案の定モモけていたので半泣きになりました。 愛用ラケットは現在1本しか所持しておらず試合最中に切れるのだけは避けなければなりません。 ですから、試合当日までには張り直す必要があるのですが睡眠時間が・・・。
「今から張替えると夜中2時までかかるなぁ・・・。でも睡魔が・・・。」 結局AM1時に寝てAM5時半に起床、そしてガット張替えとしました。

膝と足首の関節は少し痛いですが、気にしていた筋肉痛は皆無で我ながらよく出来た身体だとちょっと自慢に思いました。
試合順応が鈍く、いつもの如く立上りまでに時間を要してしまい初戦から凡ミスを繰り返しペアに迷惑をかけてしまいますが、5試合目まではなんとか全勝できました。
6試合目はA級ペアと対戦です。 私と同じ甲賀市からのエントリーで当然いつも負けてしまう相手です。

自分よりうまい人と対戦する時常に意識していることは「1点でも多く得点する」ことです。
その意識が機能していたのか今回は2ゲームとも近接した得点で終わることができました。
そして、自分の弱い部分を更に磨けば次回対戦する時には1ゲーム取ることも可能になると信じて日々しょ~じんしていきます。

2011年5月17日火曜日

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その4)

前回はグループウェアの概要まで書いたが、今回はグループウェアを構成する各種機能について触れてみる。

①Eメール機能 // 言わずと知れたコミュニケーションを図るための主要機能。 メール文書を作成し、送りたい相手へ向けて送信というのが従来からの基本手法だが、最近はそれに拡張機能を付加したものが多くある 。
例えば「ボイスチャット機能」。 いわゆるIM(インスタントメッセージ)なのだが、名称の通り「声」でチャットを行える。更にwebカメラを接続すれば「ビデオ・ボイスチャット」となるわけである。 この機能を使ってビジネスシーンではネット会議ができる。

②BBS機能 // 伝言板、掲示板を意味するが、使い方としてはグループ内でのお知らせ等に利用される。 グループウェアで利用する場合「スコープ(有効範囲)」が使えることが多い。
例えば、(1)□□会社(企業)--(2)○○課(グループ)--(3)●●チーム(プロジェクトチーム)といったとき、社内全体用掲示板の場合は(1)~(3)の全ての社員が閲覧可能。 チーム掲示板を作成すれば(3)のプロジェクトメンバーだけの掲示板となる。 またその掲示板のスコープを変更することも可能なので、後に(2)のメンバーまで閲覧可能とすることもできる。

③ドキュメント共有機能 // 共有のやり方には大きく2種類ある。 ひとつはPCにインスト済みのオフィスソフト等で作成したドキュメントをクラウド上のスペースにアップロードし、各人と共有を行う。
二つめはクラウドが提供するオフィスソフトを利用して、ドキュメントを作成しアップロード・共有する方法。
前者、後者共に共同編集者や閲覧可能者など細かく指定できる。

④スケジュール管理機能 //  各人が自身のJOBスケジュールを書き込み、それを重ね合わせることによって、チーム単位あるいはグループ単位の全体スケジュールができあがる。それを元に会議の時間を調整したり、メンバーの行動が把握でるためより効率的になる。

おおまかにグループウェアの概要を列記したが、これをgoogleappsに置き換えると次のようになる。
①Gmail(Eメール) ②google sites(BBS) ③google docs(ドキュメント) ④google calendar(スケジュール)
一応、一通りのウェアは揃っているのだが、やはり使い勝手の良いものから悪いものまである。
どたバドくらぶでは①~④全て利用中だが、ダントツに使えるモノは①と④。今後に期待が残りの②と③である。
特にMSオフィスを知るだけにdocsの貧弱さは否めない。 しかし、Gmailの使い勝手は他社とは比較にならないほど良いため、よっぽどの製品が出ない限りこれからも利用し続けるだろう。

2011年5月14日土曜日

「考えるバドミントン」について考えてみた(その4)

「考えるバドミントン」・・・・の第4回目です。 今回のテーマは(4)結果についてです。
前回テーマの(3)実行で何度も何度も練習を繰り返して、新しいフォームを作ってきたことと思います。
そしてスイングのタイミングも合ってきて、ほぼ無意識に近い状態で「半身になり」「テイクバックをとる」こともできるように感じられたら、それが正しいか否かの検証を行うイベントです。

(1)目標で掲げた「フェイントの効いたショット」になっていればノータッチの頻度が増えるか、または少し出遅れることと思います。  つまり、フェイントが効いている証拠です。
では、さほどフェイントの効果が認められない場合は??  まだ十分なスイングフォームでない可能性があります。

少し補足しますが、ダブルスにおいてはフェイント効果がさほど顕著に表れません。なぜならひとり当たりの守備範囲が狭いため、少々出遅れてもレシーブできることがよくあるからです。
全てレシーブされたからといって間違ったフォームで打っているとは一概にいえません。
また、それまでのラリーの流れにも大きく左右されますので、指導者に意見を求めたり、ビデオ撮影してフォームを確認することも大事だと考えます。

2011年5月11日水曜日

「考えるバドミントン」について考えてみた(その3)

前回の「(2)意識」で何に注意を払うべきか定まったので、今回はいよいよ「(3)実行」に移ります。
悲しいことに大半の人達はここでつまずくことが多く、結果的に挫折してしまいますので強い意志を持って臨んで下さい。

(3)実行
実行とは頭で意識したことを実際に試すことです。
前回の例ですと、「半身になる」と「テイクバックをとる」ことになります。
基礎打ち時に必ずカット&ドロップを打っているはずですよね。 その時、上記のことを意識して打ってみて下さい。
多分クリーンショットできないはず・・・・です。 フレームショットになったり、空振りしたり・・・・。
何度やっても同じ結果で、突然ヘタっぴぃ~になった気分で悲しくなります。

イヤイヤそんなことない。私(僕)は初めから上手く打てるでぇ~♪♪って云う人 ・・・・それは元々の打ち方に限りなく近い打ち方になっているはずです!。 つまり、自分自身では意識したことを「やってるつもり」でいるだけなのです。
フォームを改造するということはものすごい努力と労力そして忍耐を必要とします。 ついさっき聞いたことをすんなりできるなら誰も苦労はしません。

では、ここでA君の新旧の打ち方を細かく分解してみます。
【旧ショット】
①シャトルの飛来→②着弾点に移動→③シャトルに対し正対→④ラケットを挙上→⑤タイミングを見計らいラケットを前方にスイング→⑥フォロースルー無し

【新ショット】
①シャトルの飛来→②着弾点に移動→③シャトルに対し正対→④その後半身姿勢へ→⑤ラケットを挙上→⑥タイミングを見計らいテイクバックの開始→⑦フォワードスイング→⑧フォロースルー

どうでしょう? 新旧を比較すると良くわかると思いますが、元来の打ち方に比べて新しい打ち方にはふたつもの動作が増えていますよね。
動作が増えるということはスイング終了までの時間が多くかかることを意味します。
つまり、従来のタイミングで打つとインパクトは確実に遅れてしまうのです。
これを何度も何度も繰り返し、タイミングのズレを修正していくのですが、うまく出来ないと嫌気がさし「当てよう」とする思いから多くの人達は古い打ち方へと戻ってしまうのです。

また、基礎打ちや課題練習などでは意識して行ってるのにゲームになるとすっかり忘れて元の打ち方に戻る人もいます。これは「ゲームで勝つ」という意識のほうが強い人によくある傾向です。
これでは「練習のための練習」になってしまうので注意が必要です。 うまく打てなくとも練習でのフォーム、意識を忘れずひたすら繰り返すことで、「じょうず」になりその結果「ゲームで勝てる」と考えます。  「勝つこと」を最終目標にするのではなく「じょうずになる」ことを最終目標と捉えるべきだと考えます。

2011年5月10日火曜日

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その3)

(その1)(その2)ではドメイン取得からグーグルアップス登録まで一連の流れを記載してきた。
今回はクラウドの概要を説明し、次回では「なぜ、googleappsにこだわるのか??」につなげていきたいと思う。

クラウドサービスのイメージ図 ~~ Wikipediaより出典
(1)クラウドサービスとは
「クラウド」とは「雲」のことであるが、従来からインターネットを表すイメージ図に雲の図を利用してきたのが由来である。  左図に示す通り、様々な企業が様々なクラウドサービスを展開しており、有料のものから無料まで数多く存在する。

クラウドを利用する一番の利点はグループウェアとしてしての価値が非常に高い。
このサービスが一般的に普及する以前は各企業が独自にシステムを構築し運営をしなければならなかったため、膨大な費用と時間が必要で個人が手の出せるシステムではなかった。

(2)グループウェアとは
グループウェアとは企業内(組織)ネットワークを活用した情報共有のためのシステムである。
ネットワークに接続された情報端末(のユーザー)同士で情報交換や共有ができ、業務の効率化が図れる。一般的に組織の外部からはアクセスできない。様々な機能が一つのシステムに統合されており、それらが有機的に結合しながらユーザにサービスを提供できる。
グループウェアが有する主な機能は次の通りである。
①Eメール機能 ②BBS(掲示板)機能 ③ドキュメント共有機能 ④スケジュール管理機能

インターネットに接続できる環境さえ有していれば、このようなサービスを利用出来るのは非常に有り難い。 googleのすごいところはそれを無償で提供してくれることだ。しかも、他社より頭ひとつ抜きん出ている。 次回では機能説明とgoogleappsにこだわる理由を解説する。

2011年5月5日木曜日

「考えるバドミントン」について考えてみた(その2)

『「考えるバドミントン」について考えてみた(その1)』から1年以上経過したんですね・・・。
何とも申し訳ないことです・・・ 時の経つ感覚が他の人より早く思えてならないです(もっと時間が欲しいです)
グチを云ってても時間が増えるわけではないので、がんばって更新していきます。

前回(その1)では「(0)循環型試行回路」と「(1)目標」について書きましたので、今回は「(2)意識」からです。・・・が、循環型試行回路ってナニ??って思われてる方に少しお復習いを・・・。

「循環型試行回路」とは
どんなスポーツをするにも「決まった思考パターン」があると考えます。 
それは①目標、②意識、③実行、④結果、⑤修正の5つのイベントで構成されており、①→②→③→④→⑤の順番で実行していきます。
⑤まで達成すると「新たな目標」として①に戻り、その後も⑤へ向かって繰り返される回路です。 
(注記)これは陰陽師が勝手に表現した名称で、正式な表記があるのかも知れません。またイベント名や内容についても他の表現なのかもわかりません。
「ある技術」をマスターするために自分自身が行ってる手法をイベントとして考えると、大まかにこのような循環サイクルで物ごとを捉えている気がします。

(2)意識 
「目標」が定まったらそれを達成するための「意識」をしっかり持たなくてはなりません。
でもこの「意識」が案外難しいものなんです。 本当にしっかりした意識が持ていないと次の実行へと繋がらないからです。
また、「何に意識すればよいのか」も曖昧だったりズレていると違った結果へと進んでしまいます。
分かり易いように具体例をあげてみますね。

■ バド歴1年のA君はフォア奥からのスマッシュ(ストレート)、クリアー(ストレート&クロス)、ドロップ、カット(クロス)が難なく打てています。
同レベルの人達と対戦中カットを繰り出すとノータッチで決まることが多く、A君にとってカットは得意ショットのひとつです。
でもバド歴5年の人達と対戦すると得意のカットも全て返されてしまいます。それどころか時にはプッシュまで・・・・(泣) ■
■ 対戦後、相手にカットの意見を聞いてみたところ ①体が半身になっていない ②テイクバック(バックスイング)がない と指摘されました。 ■

上記の内容からA君の目標と意識が決まりましたよね!
つまり、「目標」=フェイント(騙せる)の効いたカットの習得。そして、「意識」=半身になることとテイクバックをとることです。
たまに「もっとフェイントを効かすことを意識して打ちなさい」と聞くことがあります。これだと「目標」と「意識」がゴチャ混ぜになり、何に意識を集中すればよいのかわからなくなります。
「意識」には具体的にやるべき事を掲げるほうがよいと考えます。

2011年5月3日火曜日

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その2)

さて、ドメイン取得に踏み切ったと書いたが協会の許可を得てのことではない。
つまり陰陽師の独断で勝手に取得したわけである。もちろん自腹で・・・。
近い将来、協会が使用するようであればその時に取得料を返納してもらえればいいし、もし使わないのあれば自身に説得力が無かったのだとあきらめるしかない。  ま、ドメイン有効期間は1年間あるので慌てる必要もないだろう・・・。

ドメイン取得・管理業者(レジストラ)の選定にはどたバドくらぶのドメイン取得でお世話になった「お名前.com」さんで行い、取得ドメイン名はいろいろ悩んだ末「@badminton-koka.org」で登録と相成った。
料金を振り込んで1時間も経過しないうちに取得完了メールが届き、早速(2)のgoogleapps新規登録作業へ移る。

基本事項を一通り入力して完了。しかしまだ確定したわけではない。 本当に取得したドメインが存在するのかgoogleが確認をするのである。 その為の設定を(3)DNSレコードの編集で行う必要がある。
詳細は割愛するが、URL変更やドメインエイリアス等を変更するため数種類のレコードというものを設置する必要があるのだ。
この関連づけにgoogleが要する時間が最大48時間となっているが、実際にはそこまでかからない。
あとは完了するまでひたすら待つしかない・・・。 その間にメールアドレスの設定でもしておこう。

メールアドレスはとりあえず10人以上を確保しておかないと「アンタとこは10人以下やから新しい仕様で運営してね~♪♪」と云われそうなので役員全員のアドレスを仮作成。
完了後、管理者画面に戻ってきたら、なんとGmailとgoogleトークを除くアプリはすでに利用可能に!
その後、Gmail、googleトークも利用可能になり結果的にドメイン取得からapps運営可能まで1日で出来上がったのだ。
あとは協会役員達がこのシステムに共感してくれるのを願うばかりだが果たして・・・。

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その1)

4月下旬にgoogleappsからメールが届いた。
内容は「5/5以降よりgoogleapps(無料版)のメールアドレス作成数を50人から10人へと縮小する」といった内容だった。
以前からこのクラウドサービスを利用している人達は5/5以降も引き続き50人までアドレス作成できるらしい。
googleがこのサービスを立ち上げた当時は無料版で200人ものアドレス作成に対応していたらしいが、その後100人そして50人へと推移してきたとweb上で記載されていた。
そして今回10人までと大幅な縮小・・・。

グループウェアとして考えた場合「10人まで」という数字は少なすぎる為、無料版を利用する人達は限定されてしまう。  これからサイトを立ち上げたいクラブやグループウェアとして利用したい団体等は5/5までならまだ「50人枠」に間に合うので登録をお勧めする。

で、ここからが本題である。
どたバドくらぶでは以前からgoogleappsを利用しているので問題ないのだが、タイトルにある甲賀市バドミントン協会は未だ情報発信基地を持っていない・・・。 将来を見据えると、是が非でもこのサービスの恩恵に授かりたいのである。
以前から役員には協会サイトの構築等を提案してきたのだが今日まで回答が得られず、そこへgoogleappsから前述のメールが送られてきたわけである。

登録を行うには当然の事ながらドメインが必要である。
認可までの流れをザックリ説明すると(1)ドメイン取得 (2)appsへの登録 (3)DNSレコードの編集 (4)appsにおける認可待ち (5)10人以上のメールアドレス作成・登録 となるわけである。
ここで注意すべきことは(4)の認可で最大48時間程度要する場合があるということ。
メールが届いてから3日間悩んだ挙げ句、満を持して(1)のドメイン取得に踏み切ったのである。


続きは(その2)へ・・・

2011年4月22日金曜日

voltric80使用感

ボルトリック80を使い始めて概ね1ヶ月経ちました。
今日はその使用感を・・・。と言ってもまだ4回程度しか使用してませんが・・・。

購入したきっかけは、それまで使用していたラケットはNANO9000Xですがフレーム・シャフトともに非常に硬く、肩と肘に相当負担をかけさせてしまいました。
気がつけば、ヒジは慢性のテニスエルボーに、肩は野球肩になってしまい思うようにスイングできなくなってしまったのです。

使用感ですが、全体的に非常にイイです。
マトリックス表ではAT-900P・Tよりヘッドヘビーとなっていますが、実際に持ってみると軽く感じます。
多分ウェイトの配置を分散したことが大きな要因だと考えられます。
Nano9000Xと同じタイミングで振り抜くとやはりインパクトが若干ズレます。 ヘッドが重いのとシャフトがNanoより柔らかいため、同じタイミングだと打面が少し上を向いている状態となりスマッシュを打つと少し浮き気味になるのです。 振り出しタイミングを替えてもう少しかぶせ気味に合わせればイイ感じかと・・・。
もう少し使い込んでまた報告したいです。

25th水口町バドミントン交流大会

H23年5月8日(日) 第25回水口町バドミントン交流大会が開催されます。 詳細は下記の通りとなりますのでたくさんの参加をお待ちしています。

【試合期日】 平成23年5月8日(日) 9:00~開会式  9:30~試合開始予定
【参加条件】 水口町在住・在勤・在クラブ及び湖南市在住・在勤・在クラブ
【参加費】   ひとり1,000円(中学生以下は500円)
【競技種目】 男子A級・B級、女子A級・B級の個人戦とフリー団体戦(特殊種目)
【申込締切】 H23年5月5日(どたバドくらぶは5/1までに決めること)

最近参加数が減少傾向にありますので、どたバドくらぶは全員参加を目標にお願いします。