2012年10月27日土曜日

基礎打ちのあり方(3)プッシュ&レシーブその2

 「基礎打ちのあり方」の第3回目です。

 今回は「レシーブする側」についてがテーマです。

 プッシュレシーブする側においてよく見受ける光景を下記に列挙しました。
(1)一歩踏み出さないと取れないシャトルに対し無反応
(2)サイドアウトしたシャトルは取らない(または無反応)
(3)待ち受け姿勢が高く、打ち出されてから慌ててラケットを下げる姿勢
(4)全てを同じ打ち方でレシーブする姿勢

 (1)の場合2パターンあります。 ひとつは取ろうと反応したが体が動かないパターン。もうひとつはハナっから取る気がないパターンです。
もちろんダメなのは後者ですよねぇ・・・。(^_^;) 実戦でプッシュされても常に足元へ飛んでくる保証はありません。 そのあたりの意識改革をして下さい。
前者は取りたいという意識がありますので、今後どのようにすれば足が出やすくなるか試行してみて下さい。(機会があればまたブログに掲載します)

 さて(2)ですが、このパターンもたまに見ますね。 こちらは中級(中)~上級に多いです。
この練習において「何が重要なのか?」の意識の違いだと感じますが、私は「どこに打たれても取る」ことを最重要視して行っています。
ですからサイドラインより1m近くアウトしていても取りにいきます。 私にとって基礎打ち時のイン・アウトは重要ではないのです。 (※頭の中ではイン・アウトの判定を常に行ってますが)

 (3)は初級者に多く、自分の「今おかれている状況」がイメージできず棒立ち姿勢に近い状態から打ち返そうとしてこうなります。
プッシュもスマッシュも「打ち込まれるショット」なのでシャトルは上から下へ向かって飛来します。
つまり打ち返す場面では必ず低い姿勢にならざるを得ないわけです。
ならば、はじめから低姿勢で構えて待ち受ける方が効率はよくなると思うのです。

 (4)でよく見受ける打ち方は「全てをバックハンドで打つ」人です。
語弊があるといけないので断っておきますがバックハンドが×と云っているわけではありません。
事実、私はドライブやプッシュレシーブの9割がたバックハンドで打ち返します。
じゃ何がいけないのか・・・
「構え」~「打つ」までのラケットの動かし方です。

たとえば体から少し離れたフォア側へ脇口辺りの高さに飛んできたシャトルをどのように打ち返しますか?
多い打ち方はバックハンドのままラケットフェイスを下方へ回し込み円弧を描くようにフォア側へ持っていきそのままバックで打ち返す方法ですね。
でも、ラケットフェイスを上方へ回し込んでフォア側へ持っていくのもアリだと考えます。
下へ回し込んで打つよりこちらの方がより力強く打ち返せますので有利な気がします。
少々ヘンテコな打ち方で経験豊富な方からみればおかしな打ち方に見えるかも知れませんが、私はドライブでも多用しております。
このうち方の良い表現が見あたりませんので、私は「バックフォア」と呼んでます。


決して私のやり方や思想を強要する気もありませんし、間違った考え方かもしれません・・・。
しかしいろいろな発想をし、それを試みることも大事だと考えます。
その中から自分にあった方法を取捨選択してみるのも良いものだと思います。

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