2017年5月27日土曜日

基礎打ちでのショットの順番 その1

お久しぶりです!!

 先日、「VOLTRIC-ZFⅡの塩梅(その2)」を3年ぶりに掲載して、とりあえずこのシリーズは無理やり完結させましたので、新たな話題を掲載します。

 まだ、公開はしていませんが、前々から溜め込んだ記事もたくさん控えております。
でも写真等の資料が不備な状況や執筆する時間が取れないため、掲載までこぎ着けないのが現状です。
言い訳がましいことを述べ、ホント申し訳ないです。。。(反省)


 さて、今回は「基礎打ちでのショットの順番」について感じた事をサラッと掲載しますね。
どこのクラブでも基礎打ちは毎回行っていると思いますが、ショットの順番はクラブによって様々です。
さすがに初っぱなからスマッシュ打つ人に出会った事はありませんが、結構多いのが「ドライブから」です。
で、いつも「なんでドライブからなんだろう?」と疑念を持ちつつも、ご要望に応じます。
この「ドライブから」は地域的なものなのか、或いは全国的なものなのかは不明ですが、私の住んでいる地域で「何から打ちますか?」と尋ねると「ドライブから」が圧倒的な数を占めます。

 因みに私の所属しているどたバドくらぶでは次のような手順で基礎打ちを行っています。
他クラブと比較して列挙してみます。

 【どたバド】    【Aクラブ】    【Bクラブ】    【Cクラブ】
 ①カット      ①ドライブ     ①ドライブ     ①軽いクリア
 ②ドライブ     ②カット      ②カット      ②ドライブ
 ③プッシュ     ③プッシュ     ③プッシュ     ③カット
 ④ネット      ④クリア      ④クリア      ④クリア
 ⑤スマッシュ    ⑤ネット      ⑤ネット      ⑤プッシュ
 ⑥クリア      ⑥スマッシュ    ⑥スマッシュ    ⑥ネット
                               ⑦スマッシュ

 どたバドくらぶ以外の3クラブを比較しておもしろいのは全て最後はネット→スマッシュで終わっているところです。(^o^) 
で、基礎打ちの始まりは・・・Cクラブは軽いクリアですが、他はドライブ始まりです。
ここでは3クラブしか掲載していませんが、その他クラブでもドライブ始まりばかりでした。

 どたバドくらぶではカットから始めますが、これには理由があります。
それは「手始めに肩・肘のならし運動から入る」という思想からです。
先ほどまで平常な状態から突然、肩や肘に負担をかけると、筋肉が硬直してしまい後々のパフォーマンスに影響が出てくると考えます。
ドライブは一気に振込み、そして急ブレーキをかけるが如く一気にストップさせるショットです。
この時肩や肘への負担だけでなく、腹筋、背筋、臀部筋も緊張します。

 筋肉は緊張すると硬くなり柔軟性は失われてしまいます。
バドミントンに限らずあらゆるスポーツは「如何に柔軟性を高めるか」が重要に感じます。
そのために上腕や前腕の筋肉を柔らかく引き延ばされるような動きである、カットやドロップから始める方が体には良いのでは・・・と考えます。
 他競技で例えると・・・
野球選手がいきなり遠投やフルピッチングなんてしませんよね?(^_^;)
また短距離選手がトラックに入るなり、いきなり100mダッシュもしませんよね。
考え方はこれと全く同じです。


 またカット(ドロップ)の打ち方にもひと工夫しています。
初めは体のひねり(半身状態)もほとんど入れず、「カットがバレバレの姿勢」で打ち、徐々にひねりを加えていきます。  そして後半はフェイントを盛り込んだフォームで打ち終えます。

 このように打ち始めから打ち終えまでに動きを追加していくため、どうしても時間がかかります。
そのためカット(ドロップ)のパートは他のショットに比べて長くとるようにしています。

次回はカット以降のショットについての順番について掲載します。

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