2011年6月24日金曜日

voltric80その後の使用感

前回は購入後1ヶ月目程度でのインプレッションを書きましたが、使用回数も少なくあまりアテにはならなかった事と感じます。
今回は購入から約3ヶ月経過し、張り替えたガットも3本目になりますのでもう少し詳しい感想をお伝えできるかと思います。

ラケット本体スペック
VOLTRIC80(4U-G5) ※グリップサイズはアンダーラップ等によりG4より太くしてある
使用ストリング BG66マキシマ (1)23LBS > (2)23LBS > (3)24LB ※全て1本張り

まずラケット全体の作りですが使用していて感じたことは塗装の質が変わったのか、剥がれやカケの耐性が高まっています。
ダブルスをしているとセンター等に飛んできたシャトルの処理に対してペア相互が反応してしまい、ラケットの接触がよく起こります。 何度も接触を起こすと塗装がハゲハゲになってしまい、使用年月と共に購入時の美しさは見る影も無くブチ模様へと変貌していきます。

しかしVOLTRIC80は他のラケットとは違いました!(・・・と言っても私が過去に所有していたラケットと比較してですが)
既に3回程接触を起こし、その度にペアにバレないよう指でフレームを触診しているのですが剥がれやカケが今のところ皆無なんです!(嬉!) ホント嬉しい限りです。
前に使っていたNS9000Xだと既に「3カケ」になっているような接触だったのでありがたいです。

旧愛器の悪口を言う気はありませんが、NS9000Xはホント皮膚の弱かった子です・・・
今でも忘れられないのは9000X(初号器)を買った当日に接触させてしまい、フレームトップ部に大きなカケを作ってしまいました。

続いてウェイトバランスですが、私的には非常によく出来た配分だと感じています。
マトリックス表をご覧になった方はおわかりだと思いますが、トップヘビーなラケットです。しかし、トップヘビーを感じさせません。
従来のトップヘビーラケットと違う点はウェイトの配分方法を変えた為だと考えます。
今までの配分は主にフレームトップ側のみにウェイトをおいてましたが、(時計文字盤でいうと11時~1時近辺)VT系はT型ジョイントにもウェイトをおきました。(10時~11時、1時~2時、6時の3箇所分配)
その為AT900PやTA900Tより軽く感じられます。
またウェイト配分変更による「しなり」への影響を考慮してか、シャフトを細く、長くしています。
その分グリップ長は短くされたみたいですが・・・。

最後に私的所見になりますが、私のように「トップライト&ハードシャフト」系ラケットから移行される方は使い始めの時フレームの上方(クロスガットの上から5~6本目辺り)でヒットするかと思います。
シャフトのしなり具合の違いなので2ヶ月もすれば慣れてくるはずです。
また逆に「トップライトorイーブン&ソフトシャフト」系ラケット(例えばARC系)からの移行だと、フレーム下方附近(クロスガットの下から6~7本目)でヒットするかもしれません。
どちらにしても特性の違ったラケットへ移行するわけですから、ズレて当然です。
焦らず、どの辺りでヒットしているか意識しながら、タイミングのズレを細かく修正していけば割と早い時期でスイートスポットでヒットできるようになります。

個人的にはもう少し重さが欲しいかなと感じます。 当時お店には4Uしか在庫が無かったので、それにしましたが二号器を購入する時は3U-G4にするつもりです。

中心視と周辺視そして俯瞰視(2)

前回、中心視について記載しましたが要するに、「普段のモノの見方」ということになります。 で、今回はその2回目「周辺視」についてです。

周辺視とは「全視界のうち中心視で見える範囲を除いた視界」を指します。
前回、10m離れた対象物を見た時の中心視範囲は直径約42.6cm。 13.4m離れた物をを見た場合は直径約58.5cmが中心視範囲と書きましたよね。
この中心視の外周部分が周辺視範囲となります。  つまりピンボケ範囲のことです。

(写真-1) 全体にピントが合っている




左の写真を見て下さい。
同じ風景を被写界深度を変えて撮ったものです。
(写真-1)は全体にピントが合っているため、グラスの形状や時計の針、花びらの形がはっきり判別できると思います。

(写真-2)は手前のグラスのみピントが合っていてそれ以外はぼやけた風景です。
「中心視」と「周辺視」をイメージするとこのような見え方となります。
『(写真-1)(写真-2) http://deziiti.comより出典』

(写真-2) 手前のグラスのみピントが合っている
「こんなボケた見え方の何が大事なの??」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、これが結構大切な情報源なんです。

なんとな~くグラスの配置、個数、色が判りますよね~
グラスの背面には花かごも見えます。
花の色も判別できますし、グラス配列の奥には置き時計らしきものもなんとなく判りますよね。
この「なんとなく判る」程度で十分なのです。

メジャーなアスリート選手はこの周辺視を最大限利用してプレイしています。
バドミントンも同じで周辺視を活用することでより多くの情報源が得られゲームに有利となります。
ではどのような情報が得られるのでしょうか? 周辺視で見えてくるものは「配置」「挙動」「色」などです。

2011年6月21日火曜日

中心視と周辺視そして俯瞰視(1)

今回は「中心視」と「周辺視」そして「俯瞰視」について何度かに分けて考察してみます。
人間の視野角は両目で測定した場合、水平角約200度(左100度+右100度)、垂直角約125度(上約60度+下約65~70度)あるそうです。
これは正面にある対象物を瞳を動かさずに見た場合の視野になります。

さて、まずは「中心視」からです。
普段の日常生活で何気なく「モノを見る」行為は中心視を使っています。
この中心視で見た場合ピントが合っているため視力が最も良く、色の識別力や形状の認識力も高くなります。 あるサイトに中心視の記述があったので、読ませて頂くと中心視で見ることのできる範囲は狭く網膜から約2.5度程度の画角しかないそうです。
バドミントンコート内で中心視を使ってモノを見た場合どのような感じで見えるのでしょうか?
約10m離れた相手を見た場合、直径約42.6cm。
自陣コートバックバウンダリーラインから相手コートバックバウンダリーラインまでを見た場合、直径約58.5cmが中心視により見える範囲となります。

でも実際に見てみるとそんなに狭く感じません。
先のサイトではこう書かれていました。「生理学的中心視:2.5度、心理学的中心視:25度」
つまり実際には中心視でピントの合っている範囲は2.5度の画角なのですが、脳みそは25度の画角でピントが合っているかのように錯覚しているようです。
25度の画角だと「10m先=直径4.434m、13.4m先=直径5.941m」となります。
確かに広い範囲でピントが合っているような気がします。

自分自身と見る対象物の距離が不変であれば25度画角でも問題ありませんが、バドミントンの場合だと相手コートから打ち出されたシャトルは自陣コートに向かって飛んできます。
つまり自分とシャトルの距離は縮まり、眼はシャトルにピントを合わせながら注視しますので、中心視画角は狭くなっていきます。
シャトル以外の廻りの景色は時間と共にピンぼけを増していく格好になるわけです。

冒頭でも記述した通り、普段の生活で「見ている見方」ですからどなたでも意識することなく「見ること」ができますが、更に情報量を増やすために次回記述する「周辺視」の役割がとても大切だと感じます。

2011年6月16日木曜日

甲賀市バド協会の将来のために・・・(その5)

タイトルにある題目を書き始めて5回目になる。
改めてタイトルを見直してみると「なんて、おこがましく自己チュ~的なタイトルだろう・・・」と反省してしまう・・・。 まるでテレビCMに出てくる「アナタのタメだから!!」と云っているかのようだ。
しかし、今更タイトル変更はできない。批判を受けようとも最後まで貫く覚悟だ。

前回までクラウド及びグループウェアの概要を書いてきたが、これらのサービスは「インターネットに接続できる環境」があって成り立っている。 つまり、パソコンなどの接続機器と接続回線がなければ使い物にならない。
この「接続できる環境」もここ数年で大きく様変わりしてきている。

一昔前なら自宅でADSL回線の敷設を行い接続されたPCのみでネット接続をしていたが、それが光回線に変わり、家庭内には無線LANが導入されて複数台のPCが接続可能になった。
そして3年半程前にIphoneが日本で発売されると瞬く間に拡がり、Androidフォンも台頭してくると接続環境にも大きな変化が訪れる。
もう、ネット接続は家庭内からだけではないのだ。 街中へ出てみると様々なところで無線LANを利用したアクセススポットが点在している。 そのサービスエリア内に入れば簡単にネット接続でき、エリア外では3G回線(通話回線)での接続となる。 つまり電波さえあれば「どこでもネット」なのである。

これからの将来「どこでもネット」は更に拡大されていく。 閲覧者は今までのように自宅や社内など場所に囚われることなく、見たい時に見たい場所で閲覧可能となる。
こちらから何らかの情報提供さえしていれば、閲覧者の眼に留まる確率がグンと増える。

先日、勤務地異動で甲賀市に引っ越してきた20代のバド愛好者が「甲賀市内のバドクラブをネット検索してみたのですが、情報量が少なく困惑しました・・・」と漏らしていた。
今の若い人達と40代以降のオジサン達とでは情報の収集手段に大きな差があるのだ。
特に他府県からの異動等でやってきた人達にとっては廻りに知り合いもいないのだから、当然の如く情報収集手段はネットに依存する場面が多いと想定される。
私が同じ環境に置かれても、まずはネットでの収集から入ることに違いない。

その為にはやはりサイト運営やブログでの情報発信は必要な手段だとつくづく感じるが、手間のかかる運営だと少しの更新でも億劫になり長続きしない。
そこであれこれ試してみて「これなら!」と思えたのがgoogleappsなのである。

2011年6月13日月曜日

14thバド大会を振り返って・・・

今回の試合は嬉しかったことや悲しかったことなど波乱の多い大会でした。

まずは悲しかったこと・・・
参加総数が61名と少なかったことです。昨年の参加数が何名だったか覚えていませんが、今回は過去最低数のような気がします。
例年だと女子ダブルスもC級・D級のエントリーがあるのですが今回はA・B級の2クラスだけでした。
どたバドくらぶでも通年、男女合わせて8~10名程度エントリーするのですが今回は5名だけ・・・。
20代・30代など若い世代の新しい顔ぶれも増えてきているのですが、それと入れ替わるように古い顔ぶれが少なくなってきています。
今後も「バドミントンの楽しさ」を伝え、普及していくことに努めなければと改めて感じました。

そして一番悲しかったことは怪我人や故障者が続出したことです。
脚つりの軽傷者からアキレス腱断裂の重傷者まで顕在化した負傷者数は3名もいました。
大会後日以降に発覚する潜在的負傷者がいてるかもしれず数日は心配です。
負傷者の多くはシングルス出場者で、やはり脚への負担が相当あります。 シングルス3試合後、ダブルス4試合した私も最後はヘロヘロになってしまいました。(もっと筋力UPせねば・・・)

続いて嬉しかったことです。
前述の参加数で記載しましたが、新しい顔ぶれがちらほら見受けられたことです。
特に若い世代が参加してくれることは大変ありがたく思います。 今後もバドミントンを永く続けてくれることに期待しています。

そして若い世代の実力が向上していることに興奮を覚えました。
一年前まではそこそこの実力だったのに・・・今回はグン!っと向上しているのを感じました。
日々の練習で努力しているのがうかがい知れる場面が何度もあり「アレ?? いつもとちゃうやん!」と何度もショックを受けてしまいました。
陰陽師は試合に負けると更にテンションが上がるタイプなので、良い意味で練習の糧になります。
次回対戦する時には勝てるようにがんばりますので、私と対戦した人達は更に努力を惜しまないよう日々しょ~じんしてくださいね(笑)

第14回甲賀市バドミントン大会 試合結果!

昨日(H23.6.12)、県体予選を兼ねた甲賀市バドミントン大会が開催されました。
試合種目はシングルス(M・L)とダブルス(M-A級~C級)、(L-A級~B級)の7種目で行われ、それぞれに上位を目指してしのぎを削りました。 試合結果は次の通りです。
みなさん本当にお疲れさまでした!

■試合結果■
女子シングルス
優  勝 吉川 智恵美(ラスティック甲南)
準優勝 安田 知世(信楽クラブ)
第三位 安田 愛(信楽クラブ)

女子ダブルス A級
優  勝 尾上 真紀/吉川 智恵美(ラスティック甲南)
準優勝 藤原 恵子/鵜飼 羅夢(ラスティック甲南)
第三位 澤 淳子/中川 直子(信楽クラブ)

女子ダブルスB級
優  勝 鵜飼 ゆかり/倉谷 みさき(ラスティック甲南)
準優勝 松本あや/西田 千嘉子(ラスティック甲南)
第三位 藤井 京子/鍵谷 千恵(貴生川クラブ/どたバドくらぶ)
第三位 大谷 明/井上 麻理子(甲賀クラブ)

男子シングルス
優  勝 前野 智哉(水口クラブ)
準優勝 今井 祥順(どたバドくらぶ)
第三位 バンバン・トリジャトモコ(水口クラブ)

男子ダブルス A級
優  勝 甲斐 透/前野 智哉(水口クラブ)
準優勝 植西 寛/奥田 知之(信楽クラブ)
第三位 中村 幸雄/仁賀 孝二(水口クラブ)

男子ダブルス B級
優  勝 松本 秀人/三橋 明(ラスティック甲南)
準優勝 秋山 知也/今井 祥順(どたバドくらぶ)
第三位 バンバン/ディアン(水口クラブ)

男子ダブルス C級
優  勝 澁谷 隆/泉 隆也(どたバドくらぶ)
準優勝 寺田 幸司/上杉 剛(甲賀クラブ)
第三位 上杉 広盛/大野 史博(甲賀クラブ)
第三位 村上 多津美/玉木 和良(甲賀クラブ)

大会後記「14thバド大会を振り返って」も併せてご覧下さい。
また試合結果はどたバドサイトにも掲載しております。 (http://www.dotabad.net

2011年6月6日月曜日

湖南市バドミントン大会に行ってきました

昨日(6/5日曜日)、湖南市バドミントン大会に参加してきました。
本来ならば市内在住者のみの大会なのですが、毎年参加者が少なく事実上のオープン大会となっています。 昨日の参加者は男子Wで約24チーム 女子Wで10チーム程度でした。
私は湖南市の方とB級で出場して8試合行い、なんとか3位入賞までたどり着けました。

試合前日の土曜日は早朝から滋賀県北東部にある鈴北岳、御池岳に澁ヤンと登山に行き、その日の夜にはバド練習をやったのでさすがに少し筋肉疲労を起こしていました。
「明日の試合では、筋肉痛に泣かされるんちゃうやろか・・・。」と、滅多に心配したことのない我が身に不安を覚え、膝、足首にバンテリンを塗りたくり、ひらめ筋にはサロンパスをぺたぺた貼って労ってやりました。(^o^)

練習終了後ガットの摩耗具合が気になってチェックしてみたら、案の定モモけていたので半泣きになりました。 愛用ラケットは現在1本しか所持しておらず試合最中に切れるのだけは避けなければなりません。 ですから、試合当日までには張り直す必要があるのですが睡眠時間が・・・。
「今から張替えると夜中2時までかかるなぁ・・・。でも睡魔が・・・。」 結局AM1時に寝てAM5時半に起床、そしてガット張替えとしました。

膝と足首の関節は少し痛いですが、気にしていた筋肉痛は皆無で我ながらよく出来た身体だとちょっと自慢に思いました。
試合順応が鈍く、いつもの如く立上りまでに時間を要してしまい初戦から凡ミスを繰り返しペアに迷惑をかけてしまいますが、5試合目まではなんとか全勝できました。
6試合目はA級ペアと対戦です。 私と同じ甲賀市からのエントリーで当然いつも負けてしまう相手です。

自分よりうまい人と対戦する時常に意識していることは「1点でも多く得点する」ことです。
その意識が機能していたのか今回は2ゲームとも近接した得点で終わることができました。
そして、自分の弱い部分を更に磨けば次回対戦する時には1ゲーム取ることも可能になると信じて日々しょ~じんしていきます。